『中東研究』ご案内

『中東研究』第550号発行のお知らせ

『中東研究』第550号(2024年度Vol.Ⅰ)が5月31日に発行されました!

本号は「抵抗の枢軸」と題する特集を組み、イランを中心とした非国家主体のネットワークを通じた活動について、国別に取り上げました。このほか、「特別寄稿」として2024年3月に行ったシンポジウムの基調講演の原稿を掲載し、「最近の動向」では、中東和平の現状、イラン・アゼルバイジャン関係、エジプト現政権の動向について分析した論文を所収しております。是非お手にとってご覧いただければ幸甚です。

 

目次

【特別寄稿】

世界情勢の変化と中東の行く末――ガザ危機から見えるもの/上村 司

【特集:抵抗の枢軸】

レバノン・ヒズブッラーと「抵抗の枢軸」/溝渕 正季

イラクにおけるPMUの拡大と軍事・政治戦略/ 山尾 大 

「抵抗の枢軸」とシリア/髙岡 豊 

イラン「抵抗の枢軸」の具体的様態――革命防衛隊と「抵抗の枢軸」諸派との関係性を中心に/青木 健太

パレスチナ抵抗運動の歴史と新たな展開―「ナクバ」から「10.7」へ至る道程/錦田 愛子

アンサールッラーは「抵抗の枢軸」なのか――イエメン戦争とガザ戦争の交差/高尾 賢一郎

【最近の動向】

ガザと中東和平:現状と今後の見通し/鈴木 啓之

イラン・アゼルバイジャン関係の変化と中東ユーラシア地域の回廊構想/中西 久枝 

エジプト・シーシー政権の3期目の課題――周辺地域情勢からの影響と湾岸諸国の経済支援/高橋 雅英

【書評】

今井宏平・岩坂将充著『エルドアン時代のトルコ――内政と外交の政治力学』/関 颯太

 

定価:本体2,000円+税 ※送料別

※『中東研究』は冊子版の他、セキュリティ付きのPDFファイルによるCD/DVD版も販売しております。

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