調査研究 政策提言

2023年度外交・安全保障事業

  • 研究会の報告
  • 公開日:2024/06/07

5.24 第5回「中東ユーラシアにおける日本外交の役割」研究会

「中東ユーラシアにおける日本外交の役割――国家間競争の時代における大国主導の連結性戦略と地域秩序再編の実態解明」事業の通算第5回研究会を、概要以下の通り行った。

 

【第5回研究会概要】

日時:2024年5月24日(金)14:00~16:00

場所:中東調査会会議室

演題・報告者:

第1報告:

「中東の地政学的構造変容と米国の関与」(溝渕正季・明治学院大学法学部政治学科准教授)(報告30分間、質疑30分間)

第2報告:

「サウジアラビアの地域秩序観の現在」(高尾賢一郎・中東調査会研究主幹)(報告30分間、質疑30分間)

出席者:笠井亮平(岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授/日印協会理事、オンライン参加)、中馬瑞貴(一般社団法人ロシアNIS貿易会研究員)、中西久枝(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授)、溝渕正季、三船恵美(駒澤大学法学部教授)

中東調査会:高尾賢一郎、高橋雅英(主任研究員、オンライン参加)、青木健太(研究主幹)

 

主な内容:

・溝渕正季委員より、中東地域における地政学的な特徴、中東で紛争が多発することの背景、そして米国をはじめとする大国間の中東をめぐる競合などについて説明がなされた。

・高尾賢一郎委員より、過去10年程を対象としたサウジアラビアの地域秩序観の変化とそれに基づいた外交戦略の動向について説明がなされた。

・委員間で、中間・最終報告書の内容を含め、今後の事業の進め方について協議した。

 

 

※本事業の成果は、随時、中東調査会ホームページで発表する他、シンポジウム、および、最終報告書で発表する予定です。

 

以上

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