中東情報分析

イスラーム過激派モニター(会員限定)

『イスラム過激派モニター』は、「イスラーム国」やアル=カーイダ等のイスラーム過激派諸派に関して、これまで「中東かわら版」を通じて発行していた内容により詳細な分析を加えたレポートです。

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2024/06
No.M24-07 月刊イスラーム過激派の動向:2024年5月 【目次】
1.イラク:イード・ガディールの祝日化を巡る反応
2.レバント地域
3.イエメン、アフリカのAQ系諸派
4.アフリカで伸張するIS系諸派
5.アジア
6.ガザ危機と国際情勢の影響
7.新たな「イスラーム抵抗」
2024/06
No.M24-06 アンサール・アッラーが「イラク・イスラーム抵抗」と合同作戦を実施 2024年6月6日、イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)とイラクの「イラク・イスラーム抵抗」が声明を発信し、イスラエルのハイファ港に対し合同作戦を行ったと発表した。今般のガザ紛争において両主体は「抵抗の枢軸」の一派と位置付けられるが、今回のような合同作戦が発表されたのは初めてである。本稿では、この合同作戦について解説し、今後の影響につき検討する。

【目次】
はじめに
1.これまでの「抵抗の枢軸」の動向
2.発信された声明の検討
3.今後の影響
2024/06
No.M24-05 イスラーム過激派にとってのイラン:ライーシー大統領墜落死を受けて 2024年5月19日、イランのライーシー大統領とアブドゥルラヒヤーン外相を乗せたヘリコプターが同国東アゼルバイジャン州の山間部で墜落し、同二名を含む搭乗者全員が死亡した。
本事案を受け、一部のイスラーム過激派は弔意声明を発信したり、その死を喜んだりするなど様々な反応を見せた。本稿ではこれを事例として、イスラーム過激諸派から見たイランの姿を描き出すことを試みる。

【目次】
はじめに
1.声明の発信状況
2.IS機関誌『ナバウ』でのイランへの言及
3.HTSの犯人捜し
4.イスラーム過激派にとってのイラン
2024/05
No.M24-04 月刊イスラーム過激派の動向:2024年4月 【目次】
1.イード・フィトルを楽しむイスラーム過激派
2.イラン・イスラエル対立を巡るイラクのシーア派民兵諸派とIS
3.レバント地域
4.湾岸諸国
5.アフリカのAQ系諸派
6.アフリカのIS系諸派
7.アジア
8.カラチでの日本人暗殺未遂事件
2024/05
No.M24-03 「イスラーム国」はいつ「攻勢」を発出するのか 2024年1月、「イスラーム国」(IS)が「かれらに会えば、何処でもこれを殺しなさい」攻勢の名の下に活動を活発化させ、犯行声明数を一時的に増加させた。
ISはどのような時にこうした攻勢を呼びかけるのか。これは、警戒を強化するべき兆候を汲み取るという治安維持の観点から、検討する価値がある。本稿ではこの問題意識のもと、ISの攻勢をめぐる実態を明らかにする。

【目次】
はじめに
1.イスラーム過激派の一般的習性である攻勢
2.ISが行ってきたこれまでの攻勢
3.攻勢開始パターンの類型
4.ロシアでの作戦はなぜ攻勢に結びつかなかったのか
おわりに
2024/04
No.M24-02 月刊イスラーム過激派の動向:2024年3月 【目次】
1. ISがモスクワを攻撃
2. イラク:抵抗運動の「第二段階」
3. シリア
4. イエメン・アフリカのAQ系諸派
5. アフリカのIS系諸派
6. アジア
7. 国連に対するターリバーンの反応
2024/04
No.M24-01 モスクワ郊外での「イスラーム国」による銃乱射事件をどう見るか 2024年3月22日、モスクワ郊外クラスノゴルスクにあるクロッカス・シティー・ホールで発生した銃乱射・放火事件(以下、本事件)は、同3月末時点で死者140人以上、負傷者180人以上とされる、大規模な被害をもたらした。「イスラーム国」(IS)からの公式声明が出されたことで、なぜ今ロシアが狙われたのか、今後ロシアでの攻撃が続くのか、ISが活発化するのかといった議論が国内外で巻き起こっている。本稿では、本事件をISの犯行全体の中でどのように位置づけることができるのかを分析し、今後のISの動向に及ぼす影響等について検討したい。

【目次】
1. 犯行声明とそこから見える本事件の性質
2. なぜ今ロシアを狙ったのか
3. 週刊機関誌における本事件の位置づけ
4. 今後ISILは活発化するのか
5. 補足:ISKP犯行説のなぜ
2024/03
No.M23-19 月刊イスラーム過激派の動向:2024年2月 【目次】
1.イラク
2.シリア
3.イエメン・アフリカ
4.アジア
おわりに
2024/03
No.M23-18 AQAP指導者ハーリド・ウマル・バータルフィーの死亡 2024年3月10日、「アラビア半島のアル=カーイダ」(AQAP)は「重要声明」として動画を公開し、指導者であるハーリド・ウマル・バータルフィー師の死去を発表した。本稿ではこの発表から二週間ほど経過した現時点で考えられる、同師の死亡による今後の影響と同派の趨勢について検討する。

【目次】
はじめに.
1.イエメン内戦とAQAPの縮小する戦場
2.バータルフィー師死亡とその影響
3.AQAPの展望
2024/03
No.M23-17 月刊イスラーム過激派の動向:2024年1月 【目次】
1.「彼らに会えば、何処でもこれを殺しなさい」攻勢
2.イラクで団結する「抵抗の枢軸」
3.シリア
4.イエメン
5.アフリカ
6.アジア
おわりに.
2024/01
No.M23-16 フィリピンでの「イスラーム国・東アジア州」の実態 2023年12月、フィリピン南部のミンダナオ島マラウィにある大学施設で爆発があり、この事件に関して「イスラーム国」(IS)は犯行声明で「不信仰者キリスト教徒の集団を爆破した」と主張した。この事件にとどまらず、同派の2023年における犯行声明は8月を境に増加傾向にあり、大局的にも「東アジア州」名義での活動が近年徐々に再活性化しつつある。
そこで本稿では、改めてIS東アジア州の実態について確認する。そして、ISのアジアや本邦への見方を最新の論説から考察する。

【目次】
1.IS東アジア州とは何か
2.活動実態
3.ISにとってのフィリピン
4.東アジア州の脅威度と展望:日本への言及
2024/01
No.M23-15 月刊イスラーム過激派の動向:2023年12月 1. イラク・レバノンで活発化する「抵抗の枢軸」
2. シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
5. AQの広報活動
2023/12
No.M23-14 月刊イスラーム過激派の動向:2023年11月 1. 東アラブ地域(イラク・シリア・レバノン)
2. アラビア半島・アフリカ
3. アジア
4. AQの扇動は続く
2023/12
No.M23-13 シャバーブの統治:組織構造と行政 シャバーブ運動は長期にわたってソマリア中南部を実効支配しているが、その統治や組織構造に関して明らかにされているところが少ない。本稿は、シャバーブがどのように支配地住民を統治しているのか、シャバーブの統治に関してこれまで明らかになっていることに加え、同派の現在の広報活動で描写される省庁の活動をもとに考察する。

【目次】
はじめに
1.シャバーブの組織構造
2.具体的な各省庁の統治活動
3.現地の長老との関係
4.結び:拡大する支配領域と今後

2023/11
No.M23-12 月刊イスラーム過激派の動向:2023年10月 1. イラク・シリア
2. アラビア半島・アフリカ
3. アジア
4. アクサーの大洪水を受けたAQ広報媒体の活発化
2023/11
No.M23-11 「アクサーの大洪水」を受けたパレスチナ域外での暴力 2023年10月7日にハマースがイスラエルに対して開始した「アクサーの大洪水」作戦は、確実に中東地域の情勢を悪化させている。またこの影響は域外の治安情勢にも及び、イスラーム過激派や、同作戦に触発されたと思われる(あるいはそうであるかのように報じられる)、個々人や集団による暴力事件が起こっている。本稿では、同作戦開始から1カ月が経過した時点で発生した様々な暴力事件を、イスラーム過激派によるもの以外を含めて概観した上で、そこで犯行主体が何を標的としているのかについて考察する。

【目次】
1.「アクサーの大洪水」以降の暴力
2. 犯行の種類
3. 標的についての具体的な指南
4. 限定的な「ユダヤ権益」と無制限なヘイトクライム
2023/10
No.M23-10 月刊イスラーム過激派の動向:2023年9月 【目次】
1. 伸び悩む「イスラーム国」
2. アル=カーイダ系諸派の活動
3. ターリバーン、及びパキスタンのイスラーム過激派
4. 2つの災害に寄せられた関心と9.11の風化?
2023/10
No.M23-09 ハマースのイスラエル攻撃に対するイスラーム過激派の反応  10月7日、パレスチナ・ガザ地区のハマース及び同軍事部門のイッズッディーン・カッサーム旅団は、「アクサーの大洪水」と称した作戦を実行し、イスラエルに対して攻撃を開始した。これに対して、他のイスラーム過激諸派はどのような反応を見せたのか。今般のハマースの行動が彼らに与えうる影響について考察したい。

【目次】
1. 「アクサーの大洪水」を受けた声明一覧
2. 具体的な影響が及ぶ可能性
2023/09
No.M23-08 月刊イスラーム過激派の動向:2023年8月  本稿では、2023年8月のイスラーム過激派の動向について、以下の国・地域別に考察する。

【目次】
1. 「イスラーム国」をめぐる動向
2. イラク・シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
5. おわりに
2023/08
No.M23-07 月刊イスラーム過激派の動向:2023年7月  本稿では、2023年7月のイスラーム過激派の動向について、以下の国・地域別に考察する。

【目次】
1. イラク
2. シリア
3. アラビア半島・アフリカ
4. アジア
おわりに

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